産後ベルトの効果的な使い方

骨盤ベルトの効果的な使い方
 *画像はトコちゃんベルトです
http://トコチャンベルト.up.n.seesaa.net/xn--tck2atc8ftczc4c/image/toko2_color.jpg?d=a1 

 

本日は前回お話ししたような産後ベルトを

より効果的に使う方法をお伝えしていきたいと思います。

 

前回記事 → 産後の骨盤ベルトって効果あるの?

 

この辺りは矯正を受けている方にもよくアドバイスする内容なので、

興味のある方も多いのではないでしょうか。

 

 

産後の骨盤ベルトをより効果的に!

 

使う時期

 

使った方がいい時期は?

 

まず、トコちゃんベルトのように骨盤まわりを安定させるベルトの場合、

産後1か月は毎日使っていただいて大丈夫です。

 

一般的に産後1か月間は体力が回復しきっていないため、

「筋肉でからだを支える」という意識がしづらいです。

(私が施術している骨盤矯正も産後一か月以降がおすすめなのもこのためです)

 

さらにはお子さんの世話で自分のからだどころではないと思いますので、

とくに腰痛などがなくても、骨盤ベルトで支えることをおすすめします。

 

 

いつまで使い続けたらいい?

 

からだの回復スピードは個人差があるため、

一概には言いづらいですが、腰痛などどこか不調のある方は

産後三か月は使っていただいたほうがいいと思います。

 

とくに不調のない方は、一か月以降は外していただいて大丈夫な場合が多いですが、

 

・長時間歩くor立っている用事がある

・お子さんがぐずってしまって、抱っこが長い

・仕事に復帰しなければならない

・上の子にまだ手がかかる

 

などの場合、臨機応変に使っていただいたほうがいいです。

お客様にはよく、

「長時間外出するなら、その間だけでもつけていてください」

とお伝えしています。

 

お手洗いなどで少し面倒かもしれませんが、

健康・美容のために少しの手間をかけてみてください。

 

 

また、中にはベルトをつけることによって骨盤が矯正されると思っている方も

いらっしゃいますが、(実際そういったうたい文句の商品もあるみたいですね)

これだけは断言できます。

 

それはないです。

 

 

骨盤ベルトをつけるだけで矯正されることはない

 

確かにつけていたほうが正しい姿勢をとりやすいので、

矯正に通わなくてもベルトだけでおしりが小さくなりました!

って方もいらっしゃいますが、ごく少数です。

もともと姿勢が悪かったり、O脚がある方は難しいかと思います。

 

 

なので、

産後ずーっとベルトを使い続ける=骨盤が整う

と考えていた方は要注意です。

自分の筋肉が使えないままでは、本当におしりが小さくなることはありません。

必要な時には物に助けてもらって、基本的には自分の筋力を鍛えましょう。

(腰痛の方がコルセットを常用しないのと一緒ですね)

 

 

 

 

使い方

 

この仕事をしていると、

トコちゃんベルトの付け方を聞かれることも多いです。

 

なので最初は普段の使い方を見せていただいています。

すると、7割くらいの方が

ウエストの少し下のあたりにつけてらっしゃいます。

 

ちょうど腰痛のときのコルセットのような感じですね。

気持ちはわからなくもないですが、

それだと少し上過ぎます。

 

おすすめなのは

大転子を包み込めるくらいの位置で、しっかり支える

ことです。

大転子ってココ

大転子

 

 

どうですか。

正直、「こんなに下!?」と思われた方も多いかと。

ですが、だまされたと思って一度この位置でしめてみてください。

かなり楽です。

 

 

なので、応用として

エルゴのような腰にベルトのある抱っこ紐もこの位置でしめてみてください。

赤ちゃんの重みがあっても骨盤が安定しているので、

ふだん腰のあたりでしめて腰が痛くなっちゃうママにもおすすめです。

 

(逆に言えば、腰のあたりでしめると腰が反った状態で抱っこし続けることに

なるので、それが産後の腰痛の原因の一つとなっています。)

 

 

いかがでしたでしょうか。

少しでも産後ママたちの疑問が解決できればと思って書いて参りましたが、

まだまだ伝えきれていないところもあると思います。

 

実際に産後矯正を受けてみて、

自分に合った使い方を工夫してみましょう!

 

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